心肺蘇生法を受講しました(6年生)

6年生が心肺蘇生法の講習を受けました(1月18日)

龍野消防署より講師に来ていただき、6年生が心肺蘇生法の講習を受けました。救命救急の場面は、めったに出会うことはありません。しかし、確実にどこかで起こっています。もしもの時、勇気をもって対応できるように何度でも受けることが大切とされています。

倒れている人を発見したところから実習のスタートです。声をかけ意識の確認をします。意識がない場合助けを呼び、119番通報とAEDを取りに行くことをお願いします。そして、心肺蘇生を行います。両手の指を交差し、心臓の真上から乾電池の縦1本分ぐらいがへこむように、同じリズムでマッサージをします。2分程度続けるだけでかなりの体力がいることがわかり、自分の番が終わると、大きなため息が出ていました。中学校や高校でも実習はあると思います。自発的に体が動くように、繰り返し講習を受けていきたいものです。最後に、てきぱきと指導していただいた講師の消防士のお二人にお礼を言って終了しました。

令和元年のデータですが、一般市民が目撃した心肺機能停止傷病者の数は25.560人です。一般市民が心肺蘇生を実施した場合の救命率は17.3%。そのうちAEDを実施したケースは1.311人で、その救命率は53.6パーセントに。1か月後社会復帰できた人の数は2.8倍になるそうです(日本ACLS協会HPより)。