人権教育実践発表会

人権教育実践発表会(11月13日)

11月13日に、たつの市民推協指定の誉田支部人権教育実践発表会が開催されました。コロナ対策で授業研究会は龍野地区の先生方中心に、発表会・講演会は龍野地区民推協役員の皆様を中心にご参加いただきました。

授業では、子どもたちがそれぞれの学年に応じた人権課題について考え、学びました。その中では、故郷の素晴らしさを知ったり、みなが幸せに暮らすことができる社会について真剣に考えたりしました。

授業を深めるために2・3・5年生ではゲストティーチャーに来ていただきました。お話していただいたゲストティーチャーの皆様、本当にありがとうございました。

また、全体会では、誉田支部の人権課題解消に向けた自治会や専門部の各取り組みについて発表がありました。続いて、テレビ等でも人気の副島淳さんに、「いま君のいる場所だけが 世界のすべてじゃない」と題して、講演していただきました。

講演では、アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれ、外見の違いから、いじめや嫌がらせを受け、心を閉ざしていた副島さんが、様々な出会いや母の前向きな言葉がけ、バスケットボールとの出会いを経て、人とのつながりを取り戻し、前向きに生きようとされるまでについて、語っていただきました。悩みを乗り越えてきた副島さんの説得力のあるお話でした。

発表会後の話やアンケートからは、授業や全大会について、学びのある良い会だったというお言葉を、たくさんいただけました。今後も学校として、児童並びに教職員の人権意識を高めていけるよう、たゆまず取り組みを続けていきたいと思います。

最後に、今回の発表会のために、何度も話し合いを持ち、準備を進めていただいたり、当日の運営に関わっていただいたりした、白井会長をはじめ誉田支部役員の皆様、小中PTAの役員の皆様、各専門部の皆様方に厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。