広島平和学習(6年)

6年生が広島平和学習に行ってきました(11月2日)

誉田地区連合自治会のご支援をいただき、6年生が広島平和学習に行ってきました。広島は晴天で汗ばむくらいの陽気でした。

初めに平和公園にある「原爆死没者慰霊碑」や「平和の灯」を訪れ、ガイドさんに丁寧に説明をしていただきました。

次に、被爆体験者の飯田さんのお話を聞かせていただきました。わずか3歳で被爆し、孤児となられた飯田さんより聞いた話からは、きっと子どもたち一人ひとりの心に深い記憶として残ったことと思います。また、飯田さんには「平和を守り続けようとする人々の努力の大切さ」とともに、「自分の人生のため目的をもって努力することの大切さ」についても語っていただきました。ありがとうございました。

その後、資料館に入り見学をしました。中には教科書で学んだことをはるかに超える原爆の恐ろしさと悲惨さがありました。その後、原爆の子の像の前で6年生がみんなで考えた平和宣言を読み上げ、千羽鶴を納めました。そして、最後に世界遺産である原爆ドームを訪れ、このドームが世界遺産となる経緯について学んだことを振り返りました。

今回の平和学習を終え、6年生が書いた感想の中に、「人類はヒロシマ・ナガサキから何も学んでいない」と言ったローマ法王の言葉が取り上げられていました。今の世界を象徴的に表しているのかもしれません。

平和を守っていくということは、一人一人ができることが小さいかもしれません。ただ、「正しく知ること」や「関心を持ち続けること」が、まずは大切なことだと思います。そして、「自分の平和への思いを誰かに伝えること。」を…。

誰も思っているであろう「平和」や「幸せ」への思いが、広がっていくことを願いうばかりです。